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リベルサスとマンジャロの違い|効果・副作用・費用を比較

リベルサス(経口GLP-1薬)とマンジャロ(週1回注射薬)の比較イメージ

リベルサスは1日1回の経口GLP-1薬、マンジャロは週1回の注射薬で、GIP受容体とGLP-1受容体の2つに作用します。 剤形・作用機序・副作用の出方に違いがあり、どちらが合うかは体質や生活リズム、副作用の出やすさによって変わります。

本記事では、PMDA公式サイトの承認情報と各製造販売元の公開情報に基づき、リベルサス(一般名:セマグルチド)とマンジャロ(一般名:チルゼパチド)の違いを整理します。

📖 医療ダイエットの全体像(GLP-1以外の選択肢・漢方薬との比較・費用・受診の流れ)は 医療ダイエットとは で体系的に整理しています。

リベルサスとマンジャロ、それぞれの概要

リベルサス(セマグルチド)

ノボ ノルディスク ファーマが製造販売する、世界で初めて経口投与が可能となったGLP-1受容体作動薬 です。国内では2型糖尿病治療薬として承認されています。1日1回、朝の空腹時に120mL以下の水で服用し、服用後30分は飲食を避ける必要があります。服用方法の詳細はリベルサスの正しい飲み方を参照してください。

マンジャロ(チルゼパチド)

日本イーライリリーが製造販売するGIP/GLP-1受容体作動薬で、GIPとGLP-1の2つの受容体に同時に作用するデュアルアゴニスト です。国内では2型糖尿病治療薬として承認されており、週1回ペン型注射器で皮下注射する剤形です。

作用機序の違い

項目リベルサスマンジャロ
一般名セマグルチドチルゼパチド
作用する受容体GLP-1GIP + GLP-1
剤形経口錠(1日1回)皮下注射(週1回)
製造販売元ノボ ノルディスク ファーマ日本イーライリリー
国内承認2型糖尿病治療薬2型糖尿病治療薬
美容目的適応外(自由診療)適応外(自由診療)

GIPとGLP-1はいずれもインスリン分泌を促す消化管ホルモンで、マンジャロは両方の受容体を同時に刺激することで、食欲抑制と代謝への多面的な作用が期待されています。リベルサスはGLP-1受容体のみに作用する薬(シングルアゴニスト)です。

用法・用量の違い

項目リベルサスマンジャロ
投与頻度1日1回週1回
投与タイミング朝の空腹時任意の曜日・時間
開始用量3mg2.5mg
維持用量7mg(必要に応じ14mg)5mg(必要に応じ段階的増量)
増量間隔4週間以上4週間以上
服用・注射の条件120mL以下の水・服用後30分飲食禁止注射部位を毎回変える

リベルサスは「毎日・朝の条件付き服用」が必要で、1日のなかに決まったルーティンを組む必要があります。一方、マンジャロは 週1回の自己注射 で、曜日を決めて継続するタイプです。

副作用の違い

両剤に共通する副作用は消化器症状(吐き気・便秘・下痢・腹部膨満感)で、どちらも用量を増やしたタイミングで出やすい傾向があります。

  • リベルサス: 服用開始時や増量時に消化器症状が出ることがある
  • マンジャロ: 注射部位の腫れ・発赤が追加で起こる場合がある

いずれも膵炎・胆石症・胆嚢炎・低血糖・甲状腺関連の異常など重大な副作用が報告されており、強い右上腹部痛・発熱・黄疸・持続する嘔吐などの体調変化があれば早めに医師へ連絡することが重要です(強い腹痛は膵炎だけでなく胆石症・胆嚢炎も鑑別対象です)。副作用の詳細と対処法はGLP-1ダイエットの副作用と対処法で解説しています。

費用の目安

どちらも美容・痩身目的では自由診療のため保険適用はありません。価格は用量・定期配送プランやクリニックによって変動します。

どちらが向いている? 選び方のポイント

こんな方向いている薬剤
注射に抵抗がある・毎日の服薬管理が得意リベルサス
毎日の服薬条件(空腹時・水120mL・30分待機)が負担に感じるマンジャロ
週1回だけの処置で済ませたいマンジャロ
朝の時間にルーティンを作りやすいリベルサス
消化器症状が強く出やすい低用量から段階的に増量(医師判断)

実際の判断は副作用の出方・既往歴・併用薬・生活リズムを踏まえて医師が行います。

キレイパスオンラインクリニックでの取り扱い

メニュー系統
リベルサス経口GLP-1受容体作動薬
マンジャロ注射GIP/GLP-1受容体作動薬

国内では2型糖尿病薬として承認されており、ダイエット目的の使用は適応外処方として自由診療で提供。診察料・再診料は無料で、薬剤の切替相談はオンライン再診で対応します。詳細はダイエット診療メニューを参照してください。

まとめ

  • リベルサスは 1日1回の経口薬、マンジャロは 週1回の注射薬
  • リベルサスはGLP-1単独、マンジャロはGIP+GLP-1のデュアルアゴニスト
  • 消化器症状はどちらも起こり得るが、用量に慣れるにつれ軽減する傾向
  • 選び方は体質・生活リズム・副作用の出方で変わり、医師が総合判断
  • どちらも国内では2型糖尿病薬としての承認、美容目的は自由診療

効果・副作用には個人差があります。開始前に必ず医師の診察を受け、ご自身に合う薬剤を一緒に検討していきましょう。

よくある質問

リベルサスとマンジャロ、どちらが痩せますか?
薬剤の効果には個人差があり、一概にどちらが優れるとは言えません。作用機序・副作用の出方・生活リズムとの相性を踏まえて医師が判断します。
リベルサスとマンジャロは併用できますか?
GLP-1受容体作動薬どうしの併用は原則推奨されません。切り替えを検討する場合は必ず処方医に相談してください。
毎日飲むのと週1回の注射、どちらが続けやすいですか?
一概には言えません。服薬管理が得意な方は経口薬、注射に抵抗がない方は週1回注射の方が続けやすい傾向があります。生活習慣に合わせて選択してください。
途中で切り替えることは可能ですか?
医師の判断のもとで切り替え自体は可能です。副作用の出方や効果を見ながら、用量・薬剤を段階的に変更するケースがあります。
注射は自分で打つのが不安です。サポートはありますか?
マンジャロは専用のペン型注射器で、打ち方の説明は診察時および同梱資料で確認するのが一般的です。不安な点はオンライン診療で再相談できます。
どちらも国内未承認ですか?
いずれも国内で2型糖尿病治療薬として承認されています。美容・痩身目的での使用は適応外となり、自由診療での処方になります。

この記事の監修者

春田 英律 顔写真

春田 英律

消化器外科専門医(肥満症・減量治療)

医籍登録番号: 第416172号

北里大学医学部を卒業後、消化器外科医として悪性腫瘍・良性疾患の外科治療に長年従事。日本外科学会 外科専門医・指導医、日本消化器外科学会 消化器外科専門医・指導医、日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医。減量・糖尿病外科を専門領域の一つとし、肥満症治療に取り組む(日本肥満症治療学会 評議員)。現在はルキナ新宿四谷クリニック院長として、メディカルダイエットを含む診療にあたっている。

【略歴】
北里大学医学部 卒業
結城病院 外科副部長/那須南病院 外科医長
地域医療機能推進機構うつのみや病院 外科部長
自治医科大学 消化器一般移植外科 講師
四谷メディカルキューブ 外科・内視鏡外科
ルキナ新宿四谷クリニック 院長

【所属学会】
日本外科学会/日本消化器外科学会/日本肝胆膵外科学会/日本内視鏡外科学会/日本消化器内視鏡学会/日本胃癌学会/日本食道学会/日本肥満症治療学会(評議員)/国際肥満代謝外科連盟(IFSO)/アジア太平洋肥満代謝外科学会(APMBSS)/日本静脈経腸栄養学会

【資格】
日本外科学会認定 外科専門医・指導医/日本消化器外科学会認定 消化器外科専門医・指導医/日本消化器内視鏡学会認定 専門医・指導医/日本内視鏡外科学会認定 技術認定医(胆道)/日本食道学会認定 食道科認定医/日本がん治療認定医/医学博士

参考文献・出典

  1. 医薬品医療機器総合機構(PMDA)公式サイト(医薬品医療機器総合機構)
  2. ノボ ノルディスク ファーマ株式会社 公式サイト(リベルサス製造販売元)(ノボ ノルディスク ファーマ株式会社)
  3. 日本イーライリリー株式会社 公式サイト(マンジャロ製造販売元)(日本イーライリリー株式会社)
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