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ゼオスキンの種類と違い|製品ライン別の選び方を解説

ゼオスキンの代表製品ラインの比較イメージ

ゼオスキンの製品は『基本ケア』『セラピューティック(集中ケア)』『メンテナンス』の3段階プログラムで使い分けるのが基本です。 バランサートナー・デイリーPDなどの基本ケア製品を土台に、肌状態と目的(色素沈着・キメ・毛穴)に合わせて追加製品を組み合わせます。

本記事では、ZO SKIN HEALTH公式サイトの製品情報とZO SKIN HEALTH JAPANの国内展開ラインをもとに、代表製品の違いと選び方を整理します。

📖 ゼオスキンのブランド概要・開発理念は ゼオスキンとは? に、使い方の順番は ゼオスキンの使い方と順番 にまとめています。本記事は「製品ライン間の違い」に特化しています。

ゼオスキンの3段階プログラム構造

ゼオスキンの製品は、単に並んでいるのではなく プログラム設計 に沿って使い分けます。

プログラム段階目的対象者代表製品
基本ケア肌の土台を整える全員(入り口)バランサートナー、デイリーPD、クレンザー、日焼け止め
セラピューティック集中ケア(色素沈着・ターンオーバー促進)A反応を許容できる方上記+ミラミン、ミラミックス、トレチノイン(処方)
メンテナンス変化の維持・緩やかな継続セラピューティック後・穏やかに続けたい方上記+RCクリーム、Wテクスチャーリペア等のレチノール系

まず基本ケアから始め、肌が安定してから次の段階へ進む のが標準的な流れです。いきなりセラピューティックから始めるのは刺激が強すぎるため、医師の判断で段階的に移行します。

基本ケアの代表製品

クレンザー(洗顔料)

製品名特徴向いている肌
ゲンティルクレンザーマイルドな洗浄力。乾燥肌・敏感肌向け乾燥肌、敏感肌、通常肌
ハイドレーティングクレンザーさらに低刺激。乾燥が強い方向け極度の乾燥肌、A反応中の肌
エクスフォリエーティングクレンザー洗浄力強め、古い角質をオフ脂性肌、毛穴が気になる方

肌質に合わない洗浄力の製品を選ぶと、乾燥悪化や皮脂の過剰分泌を招くため、まず自分の肌質を医師と確認することが重要です。

バランサートナー(拭き取り化粧水)

ゼオスキンの多くのプログラムで 土台になる製品 です。洗顔後に使用し、肌のpHを整えながら後続製品の浸透をサポートします。

  • 1本でほぼ全プログラム共通
  • セラピューティック中は特に重要な役割
  • 拭き取り用コットンを使用するのが基本

デイリーPD(マルチ美容液)

ゼオスキンを代表するマルチファンクション美容液で、以下の複数の機能を1本でカバーします。

  • 抗酸化(保湿と環境ストレス対策)
  • うるおい補給
  • 肌の明るさケア

朝夜使用する方が多く、基本ケアの中心的ポジションを占めます。

日焼け止め

ゼオスキンの日焼け止めは複数種類あり、肌質・プログラム段階で選びます。

製品名特徴
サンスクリーン プラス プライマー化粧下地兼用、紫外線散乱剤ベース
スマートトーン色調補正機能つき、肌トーンに合わせる
ブロードスペクトラム SPF50高SPF、屋外活動が多い方向け

セラピューティック中・後は特に日焼け止めが必須で、怠ると色素沈着が悪化しやすくなります。

セラピューティックプログラムの中核製品

セラピューティックは、集中的にターンオーバーを促進して色素沈着を改善する プログラムです。A反応(皮むけ・赤み)を伴うため医師管理下で行います。

ミラミン(色素沈着ケア)

ハイドロキノン配合のクリームで、メラニン生成を抑える目的で使われます。

  • 役割: 入口を抑える(メラニンを作らせない)
  • 使用頻度: 朝・夜(プログラムによる)
  • 注意: 長期連用で白斑リスクがあるため休薬を挟む

ミラミックス(角質ケア・ベースクリーム)

トレチノインを混ぜて使用するためのベースクリームです。

  • 役割: トレチノインの刺激を緩和、使用感の調整
  • 使用頻度: 夜(トレチノインと混合)
  • 注意: 単独使用ではなくトレチノインと組み合わせて使う

トレチノイン(処方薬)

ゼオスキンのセラピューティックで中核を成すビタミンA誘導体で、医師処方による医療用医薬品 です。

  • 役割: ターンオーバー加速、メラニン排出
  • 使用頻度: 夜(徐々に増やす)
  • 注意: A反応(皮むけ・赤み)が避けられない。皮むけの期間と対処法参照

3剤(ミラミン・ミラミックス・トレチノイン)の組み合わせが、セラピューティックの代表的な構成です。

メンテナンスプログラムの中核製品

変化が出た後、その状態を 穏やかに維持する ための製品群です。A反応を伴わず続けやすい設計です。

RCクリーム(Retinol Skin Brightener)

色調の均一化と明るさを目的としたレチノール配合クリームです。

  • 主な目的: 色調の明るさ・均一感
  • レチノール濃度: 段階あり(0.25% / 0.5% / 1.0%)
  • 使用感: マイルド〜中等度の刺激

Wテクスチャーリペア

キメ・毛穴・小じわなど 肌の凹凸改善 を目指すレチノール配合製品です。

  • 主な目的: 肌の質感・凹凸
  • レチノール濃度: 中等度
  • 使用感: 中等度の刺激

RCクリーム vs Wテクスチャーリペア

項目RCクリームWテクスチャーリペア
主目的色調の均一化・明るさキメ・毛穴・凹凸改善
使い分け色素沈着ケア後の維持肌の質感を磨きたい
刺激の強さ段階による中等度

両者は 目的が異なる ため、並行使用は通常しません。医師と目的を相談して選ぶ製品です。

その他のメンテナンス製品

製品名役割
スキンブライセラム(ブライタライブ)レチノール+複数美白成分。色調ケア用
ハイドレーティングクリーム保湿クリーム。全段階で併用可能
イルミネーションAOXセラム抗酸化美容液。環境ダメージ対策

プログラム組み合わせの具体例

例① 敏感肌・ゼオスキン初心者

朝: ゲンティルクレンザー → バランサートナー → デイリーPD → 日焼け止め
夜: ゲンティルクレンザー → バランサートナー → デイリーPD → ハイドレーティングクリーム

まずは4ステップで2〜4週継続し、肌が慣れてから次段階を検討。

例② 色素沈着(肝斑・くすみ)が気になる方(セラピューティック)

朝: クレンザー → バランサートナー → ミラミン → デイリーPD → 日焼け止め
夜: クレンザー → バランサートナー → ミラミン → ミラミックス+トレチノイン

A反応を考慮し、トレチノインは2日に1回から開始することが多い運用です。

例③ セラピューティック後のメンテナンス

朝: クレンザー → バランサートナー → デイリーPD → 日焼け止め
夜: クレンザー → バランサートナー → デイリーPD → RCクリームまたはWテクスチャーリペア

目的(色調/質感)に応じてメンテナンス製品を選択。

選び方の判断軸

製品選びで迷ったとき、以下の3軸で整理すると方向性が見えやすくなります。

選択肢の例
目的色素沈着/キメ・毛穴/保湿重視/予防的ケア
肌質乾燥/脂性/混合/敏感
A反応への耐性許容できる(セラピューティック向き)/避けたい(基本ケア・メンテナンス中心)

すべての組み合わせを網羅する必要はなく、医師との診察で肌状態を見ながら2〜4製品から始める のが現実的なアプローチです。

避けたい自己判断パターン

NGパターン理由
SNSの口コミだけで高刺激製品を選ぶ肌質に合わないとA反応悪化・色素沈着リスク
セラピューティックをいきなり開始基本ケアで土台ができていないと刺激に耐えられない
複数のレチノール系を重ねる刺激が過剰になり逆効果
並行輸入品・フリマアプリでの購入品質保証対象外、偽物の可能性
日焼け止めを省略色素沈着が悪化し、プログラムの効果が打ち消される

キレイパスオンラインクリニックでの取り扱い

ZO SKIN HEALTH JAPANの正規取扱ルートで、ゼオスキン製品をオンライン診療で処方しています。基本ケア・セラピューティック・メンテナンスの段階に応じて医師がプログラムを設計します。

公的医療保険は適用されません。診察料・再診料は無料。A反応のフォローや製品調整はオンライン再診で対応します。詳細はドクターズコスメ診療メニューを参照してください。

まとめ

  • ゼオスキンは『基本ケア→セラピューティック→メンテナンス』の3段階プログラム構造
  • 基本ケアはバランサートナー・デイリーPD・クレンザー・日焼け止めが中心
  • セラピューティックはミラミン+ミラミックス+トレチノインの3剤が中核
  • メンテナンスのRCクリームは色調、Wテクスチャーリペアは凹凸改善が目的で使い分け
  • 製品選びは目的・肌質・A反応耐性の3軸で医師と決める

種類が多く自己判断では難しい製品構成です。まずは基本ケア4品から始め、医師の診察で段階的にプログラムを組み立てていきましょう。

よくある質問

ゼオスキンの基本ケアには何が含まれますか?
主にクレンザー(ゲンティルクレンザー/エクスフォリエーティングクレンザー)、バランサートナー、デイリーPD(マルチ美容液)、日焼け止めの組み合わせが基本ケアの骨格です。肌質によって選ぶ製品が異なります。
ミラミンとミラミックスはどう違いますか?
ミラミンは色素沈着ケア(メラニン生成抑制)を目的としたハイドロキノン配合製品、ミラミックスはトレチノインを混ぜて使用するベースクリームで角質ケア・使用感の調整を担います。両者は役割が異なり、セラピューティック中は併用するのが一般的です。
RCクリームとWテクスチャーリペアの違いは?
どちらもレチノール配合のメンテナンス製品ですが、RCクリーム(Retinol Skin Brightener)は主に色調の均一化と明るさ目的、Wテクスチャーリペアはキメ・毛穴・小じわなどの肌の凹凸改善を目指す製品として位置づけられています。
セラピューティックプログラムでは何を使いますか?
基本ケア製品に加え、トレチノイン(医師処方)、ミラミン、ミラミックス、バランサートナーなどを組み合わせます。A反応(皮むけ・赤み)を伴うため、必ず医師の管理下で行うプログラムです。
敏感肌でも使える製品はありますか?
ジェントルクレンザーやハイドレーティングクレンザー、ハイドレーティングクリーム(保湿)など刺激の少ない製品があります。レチノール系・トレチノイン系は段階的に導入するか、肌状態によっては避けることもあります。
どの製品から始めればいいですか?
肌質・目的・A反応への耐性で個別に決まります。一般的にはクレンザー+バランサートナー+デイリーPD+日焼け止めの基本ケアから始め、慣れてきたら目的に応じた製品を追加するのが標準的なステップです。必ず医師の診察で決めてください。

この記事の監修者

橋本 麻未 顔写真

橋本 麻未

医師 / 渋谷amiクリニック 院長

杏林大学医学部を卒業後、杏林大学病院 耳鼻咽喉科にて臨床研修を経て、大手美容外科・KAUNIS CLINIC で美容皮膚科診療に従事。2023年に渋谷amiクリニックを開院し、院長として美容皮膚科診療にあたっている。日本抗加齢医学会専門医として、内服・外用・注入・機器治療を組み合わせ、5年後・10年後を見据えた継続的なスキンケア提案を行っている。

【略歴】
2015年 杏林大学医学部 卒業
2017年 杏林大学病院 耳鼻咽喉科
2020年 大手美容外科
2022年 KAUNIS CLINIC
2023年 渋谷amiクリニック 開院(院長)

【所属学会】
日本美容外科学会/日本美容皮膚科学会/日本抗加齢医学会

【資格】
日本抗加齢医学会専門医/日本医師会認定産業医

参考文献・出典

  1. ZO SKIN HEALTH 公式サイト(ZO Skin Health, Inc.)
  2. ZO SKIN HEALTH JAPAN 公式サイト(株式会社キュテラ・ジャパン)
  3. 日本皮膚科学会 公式サイト(日本皮膚科学会)
  4. 厚生労働省 医療広告ガイドライン(令和6年3月改正)(厚生労働省)
  5. 厚生労働省 医療広告規制におけるウェブサイト等の事例解説書 第6版(令和8年3月)(厚生労働省)
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