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GLP-1受容体作動薬とは?

2023.10.20  | メディカルダイエット

GLP-1受容体作動薬とは?

メディカルダイエットの一つとして「GLP-1受容体作動薬」という言葉を耳にしたことがある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか? キレイパスオンラインで扱っている「リベルサス」も「GLP-1受容体作動薬」の一つになります。 では、GLP-1受容体作動薬とは、GLP-1とはいったいなんなのか、本日は解説していきます。

1.GLP-1、及びGLP-1受容体作動薬とは?

GLP-1とは、もともと私たち人間の体にあるホルモンのことです。
このGLP-1というホルモンは食べ物を摂取すると、小腸から分泌され、分泌されたGLP-1が膵臓にインスリンを分泌するように働きかけます。
GLP-1の働きかけにより血糖値が高いときに膵臓からインスリンが分泌されます。
そしてインスリンの働きによりブドウ糖は細胞に取り込まれ、血糖値が下がる、という仕組みなっております。

GLP-1受容体作動薬はGLP-1と似た作用を持つお薬となります。

2.GLP-1受容体作動薬のダイエット効果とは?

  

既に記載した通り、GLP-1受容体作動薬はGLP-1と似た作用を持ち、以下のような働きをします。
・満腹中枢を刺激することで満腹感をもたらす
・胃腸の動きを緩やかにすることで食欲を感じにくくする

そしてこのような働きによって、体重を減少させることが期待できるお薬となっております。

3.GLP-1受容体作動薬の種類

実はGLP-1受容体作動薬はリベルサスだけではありません。
この章では今あるGLP-1受容体作動薬をご紹介いたします。

①飲むタイプのGLP-1受容体作動薬
飲むタイプのGLP-1受容体作動薬は「リベルサス」のみとなります。
キレイパスオンラインでも扱っているお薬ですね。
注射に抵抗のある方でもかんたんに服用できるタイプとなっております。
リベルサスはもともと2型糖尿病の治療薬のため、ダイエット目的での服用は保険適用外の自由診療となります。

②注射タイプのGLP-1受容体作動薬
注射タイプのGLP-1受容体作動薬は以下のものがあります。
・バイエッタ
・ビクトーザ(サクセンダ)
・リキスミア
・トルリシティ
・オゼンピック
・マンジャロ

飲むタイプに比べて、注射タイプのGLP-1受容体作動薬は複数あります。
これらの注射タイプのお薬もダイエット目的の服用は保険適用外の自由診療となります。

4.GLP-1受容体作動薬の副作用

  

(1)軽度の副作用
まず、GLP-1受容体作動薬の軽度の副作用をご説明いたします。
軽度の副作用としては、「胃腸障害」があげられます。
そして胃腸障害の症状としては以下のものがあげられます。
・悪心
・下痢
・便秘
・嘔吐
・腹部不快感
・腹痛
・消化不良 ・・・など

(2)GLP-1受容体作動薬で見られる重篤な副作用とは?
①低血糖
発生する確率はきわめて低いとされていますが、リベルサスを服用することでみられる重篤な副作用の一つに低血糖があげられます。
低血糖になると以下のような症状が見られます。
・脱力感
・倦怠感
・高度の空腹感
・冷汗
・顔面蒼白
・動機
・震え
・頭痛
・めまい など

②急性膵炎
こちらも低血糖同様に発生する確率はきわめて低いと考えられますが、急性膵炎もリベルサスの重篤な副作用としてあげられるものになります。
急性膵炎になった場合、以下のような症状が見られます。
・嘔吐を伴う持続的な激しい腹痛

GLP-1受容体作動薬を服用していて、気になる体調の変化があった場合はすぐにかかりつけ医にご相談ください。

5.まとめ

GLP-1受容体作動薬についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
GLP-1受容体作動薬には注射タイプと飲むタイプの2つのタイプがありましたね。
GLP-1ダイエットにご興味のある方は、ご自身のお好きな方で初めて見られてはいかがでしょうか?
キレイパスオンラインでは飲むタイプの「リベルサス」を取り扱っております。
リベルサスのダイエットにご興味をお持ちの方は、ぜひキレイパスオンラインの診療をお試しください。




監修医師:木谷貴博